産後しばらくしてから、「脇にしこりのようなふくらみがある」「触るとゴリっとした感触があって不安」と感じたことはありませんか。授乳期や産後は、ホルモンバランスの大きな変化や体の使い方の影響によって、脇に違和感やしこりを感じやすい時期です。中には、副乳(ふくにゅう)と呼ばれる乳腺組織が関係しているケースもあり、突然現れたように感じて不安になるママも少なくありません。
本記事では、「産後 脇 しこり」という悩みを抱えるママに向けて、産後に脇のしこりができる主な原因や考えられる問題、注意すべきポイント、そして日常生活や体の使い方の中でできる改善の考え方について、医学的な視点も交えながら分かりやすく解説します。産後の体と向き合うヒントとして、ぜひ参考にしてください。
産後に脇のしこりができる主な原因とは

産後に脇のしこりを感じると、「何か病気なのでは?」と不安になる方も多いですが、実際には産後特有の体の変化が関係しているケースが少なくありません。ここでは、医学的な視点から見た代表的な原因について解説します。
副乳(ふくにゅう)による影響
産後の脇のしこりで最も多く見られる原因のひとつが「副乳」です。副乳とは、胎児期に形成される乳腺の通り道(ミルクライン)が完全に退縮せず、脇の下などに乳腺組織が残った状態を指します。医学的には珍しいものではなく、成人女性のおよそ5%前後にみられるとされています。
副乳は普段は目立たなくても、妊娠・出産・授乳期にホルモンの影響を受けて乳腺が発達することで、脇にしこりやふくらみとして自覚されやすくなります。触ると柔らかかったり、授乳期に張るような感覚が出たりするのも特徴です。
ホルモンバランスの急激な変化
産後はエストロゲンやプロラクチンといったホルモンの分泌量が大きく変動します。特に授乳期は乳腺を刺激するホルモンが活発に働くため、胸だけでなく脇周辺の乳腺組織や皮下組織にも影響が及ぶことがあります。
このホルモン変化によって、リンパの流れが一時的に滞ったり、組織がむくみやすくなったりすることで、脇にしこりのような違和感を覚えることがあります。
授乳・抱っこによる体の使い方の影響
産後は授乳や抱っこによって、腕や肩、脇周辺の筋肉を酷使しがちです。前かがみの姿勢や片側に負担が偏った姿勢が続くと、脇周りの筋肉が緊張し、血流やリンパの流れが悪くなることがあります。
その結果、筋肉の張りや組織の硬さが「しこり」として感じられる場合もあります。これは腫瘍などとは異なり、姿勢や体の使い方が関係しているケースが多いのが特徴です。
産後の脇のしこりで起こりやすい問題・不安

産後に脇のしこりを感じると、見た目や痛みだけでなく、「放っておいて大丈夫なのか」「病気ではないのか」といった不安を抱くママも少なくありません。ここでは、産後の脇のしこりによって起こりやすい問題や、よくある不安について整理していきます。
見た目の変化によるストレス
産後の脇のしこりは、鏡で見たときにボコっと膨らんで見えたり、左右差が出たりすることがあります。特に副乳が関係している場合、妊娠前には気にならなかった部分が、産後に急に目立つように感じることもあります。
タンクトップや下着、ブラジャーに脇の部分が当たって違和感を覚えたり、体型の変化と重なって「元の体に戻らないのでは」と精神的なストレスにつながるケースも少なくありません。
痛みや違和感が日常生活に影響する
産後の脇のしこりは、必ずしも痛みを伴うわけではありませんが、授乳期には張るような感覚や軽い痛みを感じることがあります。これは乳腺組織や周囲の組織がホルモンの影響を受けているためです。
抱っこや授乳の姿勢によって脇に負担がかかると、違和感が強くなり、「腕を上げにくい」「動かすと気になる」といった日常動作への影響が出ることもあります。
病気ではないかという不安
脇のしこりに気づいたとき、多くのママが最も不安に感じるのが「乳がんや重い病気ではないか」という点です。実際には、産後に見られる脇のしこりの多くは副乳やホルモン変化、体の使い方が関係している良性のものです。
ただし、急激に大きくなる、硬くて動かない、赤みや熱を伴う、強い痛みが続くといった場合には、自己判断せず医療機関での確認が必要になります。このような判断基準を知らないことで、不安が長引いてしまうケースもあります。
産後の脇のしこりで注意すべきポイント(受診の目安)

産後の脇のしこりは、多くの場合が一時的な体の変化によるもので、過度に心配する必要はありません。しかし中には、医療機関での確認が望ましいケースもあります。ここでは、自己判断の目安となるポイントを医学的な視点から整理します。
基本的には経過観察で問題ないケース
副乳やホルモン変化が原因の場合、脇のしこりは柔らかく、指で触るとある程度動くことが多いとされています。授乳期に張りを感じても、授乳が落ち着くにつれて徐々に小さくなったり、目立たなくなったりするケースも少なくありません。
痛みが軽度で、発赤や熱感がなく、日常生活に大きな支障がなければ、無理に刺激せず様子を見るという選択が取られることもあります。
医療機関への相談を検討したほうがよいサイン
一方で、以下のような症状がみられる場合には、自己判断せず医療機関への相談が推奨されます。
- しこりが急に大きくなった、または短期間で変化している
- 触ってもほとんど動かず、硬さが強い
- 脇の皮膚に赤みや熱感がある
- 強い痛みや発熱を伴う
- 授乳を終えても長期間変化がない
これらは、副乳以外に乳腺炎やリンパ節の炎症などが関与している可能性も考えられるため、専門的な確認が重要になります。
検査方法と自己ケアでの注意点
産後の脇のしこりの確認には、乳腺超音波検査(エコー)が用いられることが一般的です。エコー検査は放射線被ばくの心配がなく、授乳中でも受けやすい検査方法とされています。
また、「流したほうがいいのでは」と自己流で強くマッサージを行うと、かえって炎症を悪化させる可能性があります。痛みや違和感がある場合は、無理に刺激せず、状態を見ながら専門家に相談することが大切です。
産後の脇のしこりはどう改善する?生活・運動の考え方

産後の脇のしこりは、ホルモンの変化や乳腺の影響だけでなく、産後特有の生活習慣や体の使い方が関係していることも少なくありません。ここでは、日常生活の中で意識したいポイントと、運動面からの改善の考え方について解説します。
ホルモンの変化が落ち着くことで自然に改善するケース
副乳や乳腺組織が関係している脇のしこりは、授乳期が落ち着き、ホルモンバランスが安定してくることで、徐々に張りが軽減し目立たなくなるケースが多く見られます。特に痛みや炎症がない場合は、過度に触ったり刺激したりせず、体の回復を待つことも大切です。
一時的な変化である可能性を理解することで、不安を必要以上に抱え込まずに過ごすことができます。
姿勢や体の使い方を見直す重要性
産後は授乳や抱っこによって前かがみ姿勢が続きやすく、肩や胸、脇周辺の筋肉が緊張しやすい状態になります。こうした姿勢が続くと、血流やリンパの流れが滞り、脇の違和感や張りを強く感じる原因になることがあります。
肩甲骨や胸郭の動きを取り戻し、左右バランスの取れた体の使い方を意識することで、脇周辺の過度な緊張が和らぎやすくなります。
パーソナルトレーニングによるサポート
産後の体はデリケートなため、無理な運動や自己流のトレーニングはかえって不調を招くことがあります。パーソナルトレーニングでは、産後の体調や回復段階に合わせて、姿勢改善や呼吸、軽負荷のエクササイズを中心にサポートすることが可能です。
脇や肩に直接負担をかけるのではなく、全身のバランスを整えることで、結果的に脇周辺の違和感の軽減や、産後の体型・体調の回復につながることが期待できます。
産後のダイエットにはMommy Gymがおすすめ

Mommy Gymは産後のお悩みに特化したボディメイクメソッドで産後のお悩みに悩まれているママの心身のトラブルを解決するために作られたパーソナルジムです。
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特徴
・コンディショニング重視の産後ケアメソッド
産婦人科医監修の安全なトレーニング設計。産後の身体に配慮したプログラムで無理なく理想のボディへ。
・専門チームによる包括的なサポート
産後専門トレーナー・医師・栄養士が連携し、一人ひとりの体調や生活リズムに合わせたプログラムを作成します。
・お子様連れOK
お子様と一緒に通えるジムだから、無理なく続けられます。
料金・コース
| コース名 | 月額料金(税込) | 一回あたり金額 | 備考 |
| サブスク4 | 36,000円 | 9,000円 | 月4回 |
| サブスク6 | 51,000円 | 8,500円 | 月6回 |
| サブスク8 | 64,000円 | 8,000円 | 月8回 |


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